茶の仕入れ先を探すと、どの会社も同じことを書いています。産地直送、専門店の品質、豊富な導入実績。この言葉では会社を区別できません。実績の件数は、その提案があなたの店で機能することを保証しないからです。
茶の導入を支援する会社は、提案の組み立て方で二つに分かれます。
一つは、過去の事例から提案を組み立てる会社。別の店でうまくいった構成を、あなたの店に当てはめます。事例には説得力があります。しかし、客層も、コースの構成も、厨房の動線も、原価の構造も同じ店は存在しません。事例が多いことと、あなたの店で機能することは、別の問題です。
もう一つは、あなたの店から逆算して提案を組み立てる会社。メニューの流れ、提供温度、提供する人の習熟度、客単価。それを先に聞き、茶を後から選びます。必要なら、既存の商品を提案しないという結論も出します。
mirumeは、後者を「プロ」と定義しています。
この定義は、最初の打ち合わせで確かめられます。たとえばこう聞いてください。「お茶割に一番合う茶葉はどれですか」。すぐに商品名が返ってきたら、その会社は在庫の中から答えています。逆算で仕事をする会社は、質問で返します。焼酎は何を使うのか。色の希望はあるか。他にどんな割りものを出す予定か。答えの速さは、提案力ではありません。
私たちがこの質問に実際どう答えたかは、提案の記録に残してあります。定義を公開するのは、私たち自身がこの定義で測られるためです。